昨日(2023年10月23日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安。
先週金曜日の横ばいの動きが継続し、値動きの乏しい展開でした。
夕刻になると、米10年債利回りの上昇幅が大きくなり、豪ドルよりも米ドルが選好されて、豪ドル円はやや円高方向に進みました。
夜になると、米10年債利回り低下を受けてドルが売られ、ドル円の円高幅よりも豪ドル米ドルの上昇幅の方が大きい展開でした。
これを受けて、豪ドル円は円安に進んでいます。
なお、昨日は日豪ともに重要な経済指標は発表されず、要人発言もありませんでした。
本日(2023年10月24日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年10月24日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、93円付近から94円台後半にかけて、厚い買い注文が発注されています。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さが分かります。
しかし、95円よりも円安の範囲では、買い注文が乏しいです。
円安部分でさらに買いたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
その一方、95円付近から円安の範囲で、厚い売り注文を確認できます。
現在値よりも円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さが分かります。
その中でも、95円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年10月24日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドル及び豪ドル米ドルです。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年10月24日7時のもの)
直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨は米ドルです。
円は夜までゼロを中心に動き、その後はマイナス幅を広げました。
豪ドルは夜にマイナス幅を広げる場面がありましたが、おおむねプラス圏で推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年10月24日)の主な経済指標
17:00(ユーロ)10月サービス部門購買担当者景気指数
17:30(英国)10月サービス部門購買担当者景気指数
22:45(米国)10月サービス部門購買担当者景気指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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