昨日(2023年10月25日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円はほぼ変わらず、わずかに円高。
日中はじわじわと円安方向に進んだのち、ユーロドルが下落したことを受けて、やや円高に転じています。
米10年債利回りの上昇や、独仏10年債利回りの低下が、ユーロの弱さの要因として考えられます。
独IFO企業景況感指数が発表されて市場予想よりも強かったものの、円高トレンドに変化はありませんでした。
その後、狭い範囲のレンジ相場が形成され、そのまま1日の取引を終えました。
なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁がインフレについて発言しましたが、市場は特に反応を示しませんでした。
本日(2023年10月26日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年10月26日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、156円台前半から158円台前半にかけて、厚い買い注文があります。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い圧力の強さが分かります。
その中でも、157円台後半の買い注文が、特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、159円台前半を中心とする範囲に、厚い売り注文があります。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
また、159円台後半にも、特に厚い売り注文を確認できます。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年10月26日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、豪ドル円、ユーロドル、ポンドドル及び豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年10月26日7時のもの)
直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は豪ドルです。
円は夕刻までマイナス圏で取引され、夜以降はプラス圏で推移しました。
ユーロは夕刻までゼロ付近で動き、その後は徐々にプラス幅を広げる展開でした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年10月26日)の主な経済指標
21:15(ユーロ)ECB政策金利
21:30(米国)7-9月期四半期実質国内総生産
21:45(ユーロ)ラガルドECB総裁 定例記者会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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