昨日(2023年10月26日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安が進行。
一昨日の豪州の消費者物価指数(CPI)発表を受けて、ブロック豪準備銀行(RBA)総裁からCPIの強さは予想外ではない旨の発言がありました。
日豪株価の軟調さもあり、朝の豪ドル円は円高がやや進みました。
この動きは午前中に収まり、午後以降は円安基調に転じています。
一方、日本では鈴木財務相らが為替レート水準に言及していますが、豪ドル円は大きな反応を示していません。
本日(2023年10月27日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年10月27日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、94円付近に厚い買い注文があります。
サポートラインよりも少し円高の水準で発注されており、これが注目されている模様です。
また、95円付近にも厚い買い注文を確認できます。
これもサポートライン付近で発注されており、このラインを意識した注文だと考えられます。
その一方、95円台後半から96円付近にかけて、特に厚い売り注文があります。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
また、94円台前半から95円台後半にかけても、売り注文が厚いです。
レンジ相場全体で発注されており、豪ドル円の円高を想定した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年10月27日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ポンド円と豪ドル米ドルです。
また、ポンドドルとも相関関係で、ドル円とは弱い相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年10月27日7時のもの)
直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は日中にプラス圏で推移したのち、夕刻以降はマイナス圏での動きが多くなりました。
豪ドルは日中にマイナス圏で取引されたのち、夕刻以降はプラス幅を大きく伸ばしました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年10月27日)の主な経済指標
21:30(米国)9月個人消費支出
23:00(米国)10月ミシガン大学消費者態度指数
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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