昨日(2023年11月1日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安が継続。
昨日の円は他の主要通貨に対して強い動きを示した一方、豪ドルに対してはおおむね弱い動きでした。
朝に豪住宅建設許可件数が発表され、市場予想よりも悪化しマイナスに転落すると、豪ドル円は円高で反応しました。
この影響は午前中に収まり、その後は円安トレンドが形成されています。
日豪株価指数が終日堅調だったことも、円安に寄与した可能性があります。
その後も豪ドルは他の主要通貨に対して強い動きを示し、豪ドル円も円安が継続しました。
本日(2023年11月2日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月2日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、93円台半ばから96円台前半にかけて、買い注文が断続的に発注されています。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さが分かります。
その中でも、94円ちょうど付近に、特に厚い買い注文があります。
サポートラインよりも少し円高の水準で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、96円台半ばから97円付近にかけて、特に厚い売り注文を確認できます。
現在値よりも円安の範囲に位置しており、売り圧力の強さが分かります。
また、94円台半ばにも、売り注文を確認できます。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年11月2日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
その一方、強い逆相関関係だったのはドル円です。
また、ユーロ円やポンド円とも逆相関関係で、ユーロドルとは弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年11月2日7時のもの)
直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はユーロです。
円は午前中からプラス圏で動き、1日を通して安定的に推移しました。
豪ドルは夜までゼロを中心に上下動し、それ以降はプラス幅を広げる展開でした。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年11月2日)の主な経済指標
21:00(英国)イングランド銀行 金利発表
21:00(英国)英中銀金融政策委員会議事要旨
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。