先週金曜日(2023年11月3日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安が進行。
この日は日豪で主な経済指標発表や要人発言がなく、日中の豪ドル円は横ばいで推移しました。
夜になると米雇用統計が発表され、市場予想よりも弱い結果を受けて豪ドル円が上昇しました。
ドル円は大幅に下落したものの、それ以上に豪ドル米ドルが急騰した結果を受けたものです。
また、米政策金利の引き上げ観測が後退して米株価が上昇したほか、日豪の株式先物も揃って上昇し、豪ドル円は買われる展開でした。
本日(2023年11月6日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月6日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、96円ちょうど付近に、厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、96円台半ばにも、厚い買い注文を確認できます。
この付近にもサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、97円台後半に、特に厚い売り注文を確認できます。
現在値よりもやや円安の位置で発注されており、これを意識した注文の模様です。
また、94円台半ばにも、やや厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
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豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年11月6日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルおよび豪ドル米ドルでした。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年11月6日7時のもの)
直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨は米ドルです。
円はゼロを中心に動き、夜以降は徐々に弱くなる展開でした。
豪ドルは夜にかけてゼロ付近で上下し、それ以降はプラス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
11月6日(月)8:50(日本)日銀・金融政策決定会合議事要旨
11月7日(火)12:30(オーストラリア)豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
11月9日(木)8:50(日本)9月国際収支・貿易収支
11月9日(木)28:00(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
11月10日(金)9:30(オーストラリア)豪準備銀行(中央銀行)、四半期金融政策報告
11月10日(金)16:00(英国)7-9月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比、前期比)
11月10日(金)16:00(英国)9月月次国内総生産(GDP)(前月比)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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