昨日(2023年11月15日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):34974.0(+111.1)<+0.32%>
US100(米国100株価指数):15787.4(-50.4)<-0.32%>
US500(米国500株価指数):4501.3(-1.0)<-0.02%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
11月15日(水)の米国株主要3指数は、それぞれ高値圏から反落しました。
この日に発表された10月の卸売物価指数(PPI)は、前月比で0.5%低下し、市場の予想を下回りました。
これにより、インフレ圧力が後退したと解釈され、追加利上げが行われる可能性が低下したという見方が拡大しました。
フェドウォッチによれば、年内最後となる12月FOMCの金利据え置きは完全に織り込まれ、来年の5月に最初の利下げがあると予想されています。
ただし、長期金利の上昇が、ハイテク株の上昇を押さえる要因となりました。
個別で見ていくと、ウォルト・ディズニー / The Walt Disney Companyは3.1%上昇しました。
ターゲット / Target Corporationは、第4四半期利益見通しがアナリスト予想を総じて上回り、17.8%急伸しました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年11月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は4連騰となる続伸で、8月から9月にかけての高値付近まで値を伸ばしました。
平均足は陽連中で実体が長い上に、下ヒゲが完全になくなりました。
ローソク足より下にあり、大局は上昇トレンドであることが示唆されています。
また、200日移動平均線も右肩上がりで推移しています。
<1時間足チャート分析>
平均足に沿って上昇し、中期のレジスタンスラインをブレイクしました。
平均足は陽線が継続しており、目先は買い圧力が強いことがうかがえます。
中期のレジスタンスラインがサポート転換して押し目となり、さらに上昇していくケースも考えられます。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年11月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
一時的に高値を更新したものの、上ヒゲを伸ばす陰線が立ちました。
平均足は実体が長く、下ヒゲがついていない形で、ローソク足との位置関係を考えても上昇圧力が強いと考えられます。
200日移動平均線は右肩上がりで、その上をローソク足が推移しています。
ヒゲの先の高値を超えていけるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足に沿って上昇していたところ、高値圏から上ヒゲを伸ばしながら下落しました。
ローソク足が平均足を下に抜け、平均足は陰転しています。
またこの下落に伴って、中期のレジスタンスラインが形成されました。
再度平均足を上回っての上昇に回帰できるかに注目が集まります。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年11月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
長い上ヒゲを伸ばし、実体が短いトンカチのような陰線が立ち、陽連は3でストップしています。
平均足は実体が長く、下ヒゲがない形状で、ローソク足より下に並んでいるため、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
また200日移動平均線が右肩上がりで、ローソク足より下に位置しています。
フィボナッチの23.6%、38.2%といった水準を、押し目の目安にできる可能性があります。
<1時間足チャート分析>
短期のサポートライン、レジスタンスラインを複数形成しながら上昇していましたが、高値圏に中期のレジスタンスラインを形成しつつ反落し、ローソク足が平均足を下回りました。
この下落に伴って、平均足も陰転しています。
もう一度ローソク足が平均足を上回って続伸していくかがポイントになりそうです。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2023年11月16日)の主な米国経済指標
11月16日(木)22:30(米国)11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
11月16日(木)22:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
11月16日(木)22:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
11月16日(木)23:15(米国)10月鉱工業生産(前月比)
11月16日(木)24:00(米国)11月NAHB住宅市場指数
11月16日(木)30:00(米国)9月対米証券投資
11月16日(木)30:00(米国)9月対米証券投資(短期債除く)
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OANDA Lab編集部
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