先週金曜日（2023年11月24日）の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安が進行。
日中の豪ドル円は、他の主要通貨ペアが円高気味に推移したことを受けて、円高に進みました。
夕刻以降、他の主要通貨ペアが円安に転じたことを反映して、豪ドル円も反転上昇しています。
なお、午前中に日本の消費者物価指数（CPI）が発表され、市場予想より低い結果でしたが、市場の反応は限られました。
また、日豪要人の発言は伝わりませんでした。
本日（2023年11月27日）の豪ドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2023年11月27日7時のもの。「Orderbook３」を表示）
「オーダーブック」を見ると、97円付近から97円台前半にかけて、厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文の模様です。
また、98円台後半にも、厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、97円台後半に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
また、98円台前半にも、厚い売り注文を確認できます。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文の可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2023年11月27日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
また、ドル円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2023年11月27日7時のもの）
直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨は米ドルです。
円は夕刻にかけてプラス圏で推移し、夜にマイナスに転じると、日付が変わるあたりから安定的に推移しました。
豪ドルはマイナスになる場面があったものの、1日を通してゼロをやや上回るあたりで安定的に取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
11月27日（月）24:00（米国）10月新築住宅販売件数（前月比、年率換算件数）
11月28日（火）9:30（オーストラリア）10月小売売上高（前月比）
11月29日（水）9:30（オーストラリア）10月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
11月29日（水）10:00（ニュージーランド）ニュージーランド準備銀行（ＲＢＮＺ、ＮＺ中央銀行）政策金利
11月29日（水）22:30（米国）7-9月期四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前期比年率）
11月30日（木）8:50（日本）10月鉱工業生産・速報値（前年同月比、前月比）
11月30日（木）9:30（オーストラリア）10月住宅建設許可件数 （前月比）
11月30日（木）19:00（ユーロ）11月消費者物価指数（ＨＩＣＰ、速報値）（前年同月比）
11月30日（木）19:00（ユーロ）11月消費者物価指数（ＨＩＣＰコア指数、速報値）（前年同月比）
11月30日（木）21:00（インド）7-9月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前年同期比）
11月30日（木）22:30（カナダ）7-9月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前期比年率）
11月30日（木）22:30（カナダ）9月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前年同月比、前月比）
11月30日（木）22:30（米国）10月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前年同月比、前月比）
11月30日（木）22:30（米国）10月個人消費支出（ＰＣＥデフレーター）（前年同月比）
12月1日（金）8:30（日本）10月失業率
12月1日（金）8:30（日本）10月有効求人倍率
12月1日（金）22:30（カナダ）11月失業率
12月1日（金）22:30（カナダ）11月新規雇用者数
12月1日（金）24:00（米国）11月ＩＳＭ製造業景況指数
12月1日（金）25:00（米国）パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、発言
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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