昨日(2023年12月11日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.481(+0.063)<+0.09%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILはわずかに上昇。
原油は今年9月以来弱い動きが続いています。
先週末に発表された中国の消費者物価指数(CPI)が市場予想よりも弱く、来年以降の原油需要に対する警戒感が広がっている模様です。
その一方、先週前半の下落幅が大きかった反動と見られる買いも継続中で、昨日のUSOIL価格は先週末に比べてわずかに上昇しました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年12月12日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月12日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は3営業日連続で陽線を形成しました。
60ドル台まで下落してからは買い圧力が強まり、上昇が継続している状況です。
ただし、平均足は下ヒゲを伸ばした陰線が連続しており、売り優勢を示しています。
目先は、このまま上昇を続けられるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足を上抜き、高値と安値を切り上げていた流れが一服。
現在は一定の高値と安値の間で動いており、方向感の出ていない状況です。
陽連していた平均足は陰連に転換しており、大局は売り優勢に傾きつつあります。
目先は、上に位置する中期レジスタンスラインと、平均足の下に位置する中期サポートラインのどちらを試すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2023年12月8日時点の米国の原油リグ稼働数は503基で、前週から2基減少しました。
WTI原油価格は3営業日連続で上昇しており、12月12日8時現在は71ドル台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2023年12月1日時点の原油在庫は前週比で463.3万バレルほど減少し、およそ4億4503万バレルです。
直近の原油在庫は過去5年間における平均値に近づいています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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