昨日(2023年12月11日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):36402.5(+172.0)<+0.47%>
US100(米国100株価指数):16238.2(+160.0)<+1.00%>
US500(米国500株価指数):4623.5(+19.7)<+0.43%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
12月11日の米国株主要3指数は、揃って高値圏から続伸しました。
ただ、今週は消費者物価指数(CPI)やFOMCなどを控えているため、様子見をする向きもあり、そこまで大きな上げにはなりませんでした。
とはいえ、12日、13日のFOMCでは、利上げが見送られる公算大で、幅広い銘柄に買いが入っています。
フェドウォッチによれば、来年3月の利下げ確率は43%、5月の利下げ確率は75%近い予想になっています。
今日発表の消費者物価指数(CPI)は横ばいと予想されているものの、インフレは落ち着きつつあり、金融引き締めの出口は遠くないという見方が、この日の株価の土台になっています。
また11日は半導体株が買われ、フィラデルフィア半導体指数が3%を超える上昇となりました。
シティグループ / Citigroup Inc.が投資判断「バイ」でカバーを再開したブロードコム / Broadcom Inc.が、同指数の上げを牽引しました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2023年12月12日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月12日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
3陰連のあとの3陽連となり、直近高値を終値でブレイクしました。
平均足はほとんど同じ角度、実体の長さで陽連しており、ローソク足より上にある位置関係から見ても、安定した上昇トレンドであることを示しています。
また200日移動平均線も右肩上がりです。
連騰を伸ばしているかけに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスラインに頭を押さえられるようなレンジ相場が続いていましたが、前日の引けにかけての上昇で、この水準を上にブレイクしています。
このラインでのレジサポ転換の可能性もあります。
ローソク足が、中期サポートラインが引かれているレンジ下限からレンジ上限をブレイクするまで、平均足はほぼ一貫して陽線を形成していることから、直近は上昇圧が強いといえそうです。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2023年12月12日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月12日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、ほぼ上下にヒゲがない大陽線に近い形となり、直近高値を終値でブレイクしました。
しばらく続いていた、平均足と絡み合うような価格帯から脱し、上に放れた格好です。
平均足は陽線を保っているため、上昇トレンドが継続したと考えられそうです。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインの水準で底値をつけてからは、高値と安値はおおむね切り上げており、平均足も陽線の状態が長く続いています。
前日の上昇で中期、次いで長期のレジスタンスラインを上に抜けてほぼ戻らず引けました。
長期のレジスタンスラインが、サポート転換する可能性も考えられます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2023年12月12日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月12日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足が平均足に食い込んだところから陽転し、前日の日足で3連騰になりました。
直近高値を終値で更新しています。
平均足は陽連中、200日移動平均線も右肩上がりでその上にローソク足が並んでいるため、大局は上昇トレンドと考えられます。
さらに高値を更新していけるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスラインを突破後、一度は押し戻されてラインの下で推移するものの中期サポートラインで反発し、長期、次いで中期のレジスタンスラインを上に抜けました。
ほとんど戻らず前日の取引を終えており、上昇の勢いの強さを示唆しています。
中期レジスタンスラインがサポートに転換するケースも考えられます。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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本日(2023年12月12日)の主な米国経済指標
12月12日(火)-(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
12月12日(火)22:30(米国)11月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比、前月比)
12月12日(火)22:30(米国)11月消費者物価指数(CPI)(前年同月比、前月比)
12月12日(火)28:00(米国)11月月次財政収支
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OANDA Lab編集部
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