昨日(2023年12月14日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:71.801(+1.83)<+2.62%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは昨日に続き上昇。
ドルが他の主要通貨に対して弱く、USOILに割安感が出て市場参加者の買いを集めた模様です。
また、昨日発表された米小売売上高や前週分新規失業保険申請件数が市場予想よりも強く、来年以降の米国の景気について強気の見通しが広がったことも、USOILの上昇要因だと指摘されています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2023年12月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は2営業日連続で陽線を形成しました。
買い圧力が強まり、平均足の下ヒゲの水準まで上昇した形です。
一方で、平均足は下ヒゲを伸ばした陰線が連続しており、売り優勢を示唆しています。
目先は、上昇を続けて平均足の実体を試すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ローソク足は高値と安値の切り上げを継続。
平均足に沿って上昇を続け、下落前の水準まで戻しました。
平均足は陽連し、その上にローソク足が位置していることから、大局は買い優勢です。
目先は、すぐ上に位置する中期レジスタンスラインを明確に上抜けられるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2023年12月8日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から2基減少した503基です。
12月15日8時現在のWTI原油価格は節目の70ドルを上抜き、71ドル台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2023年12月8日時点の原油在庫は前週比で425.8万バレルほど減少し、およそ4億4077万バレルです。
2023年11月から増加していた原油在庫ですが、直近は減少傾向にあるようです。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。