日本の11月のCPI:市場予想と結果
前年同月比
前月 | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
CPI | +3.3% | +2.7% | +2.8% |
CPI(生鮮食料品除く) | +2.9% | +2.5% | +2.5% |
CPI(生鮮食料品・エネルギー除く) | +4.0% | +3.8% | +3.8% |
11月のCPIは前年同月比で+2.8%、市場予想の+2.7%と比べて0.1%高い結果でした。
CPI(生鮮食料品除く)とCPI(生鮮食料品・エネルギー除く)はそれぞれ+2.5%と+3.8%で、ともに市場予想と同じです。
日本11月CPI(消費者物価指数)の品目別データ
内訳別に前年同月比で見ると、多くの項目でインフレが低下しています。
食料は7.3%(前月は8.6%)、住居は0.7%(前月は0.8%)、光熱・水道は-11.4%(前月は-10.0%)、家具・家事用品は6.1%(前月は6.9%)、そして被服及び履物は2.8%(前月は3.0%)。
その一方、保険医療は2.5%(前月は2.3%)、教養娯楽は7.5%(前月は6.4%)であり、前年同月比で上昇しました。
日本11月CPI発表前後のドル円相場
(赤矢印部分で指標発表)
ドル円を5分足チャートで見ると、CPI発表前は円高で推移していた様子がわかります。
CPI発表直後のドル円は特段の反応を示さなかったものの、徐々に円高が進み、直近安値付近まで進む場面もありました。
直近安値を明確に下回るかどうかが、今後のポイントになりそうです。
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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