昨日(2023年12月26日)のドル円動向振り返り
ドル円はほぼ変わらず、わずかに円高。
昨日はオセアニアや欧州の主要国が休日で、閑散とした取引になった模様です。
ドル円は値動きが乏しい展開が続きました。
経済指標を見ると、日本で失業率と有効求人倍率が発表され、市場予想とおおむね一致しました。
また、ケース・シラー米住宅価格指数が発表され、市場予想よりわずかに低い値でした。
市場はこれらの結果に特段の反応を示していません。
本日(2023年12月27日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年12月27日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、141円台半ばに、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、142円台半ばにも、特に厚い買い注文を確認できます。
レジスタンスライン付近で発注されており、この水準を意識した注文の模様です。
その一方、142円台前半に、厚い売り注文があります。
この周辺にはサポートラインがあり、これが注目されている模様です。
また、143円台前半にも、厚い売り注文が発注されています。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年12月27日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円です。
また、相関関係だったのはポンド円と豪ドル円、そして弱い相関関係だったのはユーロドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年12月27日7時のもの)
直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はドルです。
円は夜までマイナス圏で安定的に推移した後、マイナス幅を広げる展開でした。
ドルはプラス圏に浮上する場面があったものの、おおむねマイナス圏で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2023年12月27日)の主な経済指標
24:00(米国)12月リッチモンド連銀製造業指数
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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