昨日(2024年1月3日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:72.916(+2.516)<+3.57%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは5営業日ぶりに上昇。
中東情勢の悪化がUSOIL価格の上昇要因だったと報道されました。
リビア最大の油田が住民の抗議活動で生産を停止し、原油供給への懸念が広がったと伝えられています。
また、米軍がフーシ派の小型船を撃沈したことを受けて、イランが艦船を紅海に派遣する模様です。
さらに、イラン国内で爆発があり、100名を超える死者が出たと報じられました。
なお、米石油協会(API)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ742万バレルの減少でした。
日本時間早朝の発表だったこともあり、USOILは大きな反応を示していません。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年1月4日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
4営業日連続で陰線をつけていたローソク足は5営業日ぶりに陽線を形成しました。
一時的に70ドルを下回ったものの、買い圧力が強まり、現在は72ドル台で推移しています。
平均足は陽線を形成しており、大局は買いが優勢と考えられます。
目先は、このまま上昇していけるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足の下で推移していたローソク足は反発。
陽線を連続させ、平均足を勢いよく上抜きました。
陰連していた平均足は陽連へと転換しており、大局は買い優勢です。
目先は、上に位置する中期レジスタンスラインを試せるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
2023年12月21日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から3基減少した498基です。
下落が続いていたWTI原油価格は反発しており、2024年1月4日8時現在は72ドル台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2023年12月22日時点の原油在庫は前週比で711.4万バレルほど減少し、およそ4億3657万バレルです。
直近の原油在庫は減少傾向にあるようです。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。