昨日(2024年1月4日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:72.307(-0.609)<-0.84%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落。
日中から夜にかけて、USOILは堅調な推移でした。
中東情勢の悪化や各国経済指標の好調さが要因だと考えられます。
その後、深夜に米エネルギー情報局(EIA)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ550万バレルの減少でした。
在庫減少はUSOIL価格の上昇要因である一方、ガソリンなど石油製品の在庫が大幅に増加しており、市場はこれに反応して価格が下落した模様です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年1月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
昨日のローソク足は陰線を形成しました。
売り圧力が強まり、再び平均足を下抜いた状況です。
平均足は陽線が続いているものの、実体が短く上下にヒゲを伸ばしており、トレンド変化の可能性を示唆しています。
目先は、このまま下落を続けるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足の上で上昇していたローソク足は反落。
陰線を連続させ、平均足を勢いよく下抜きました。
陽連していた平均足は陰連へと転換しており、大局は売り優勢に変わっているようです。
目先は、下落を続けるか、上昇して平均足を試すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

2023年12月21日時点の米国の原油リグ稼働数は498基で、前週から3基減少しました。
2024年1月5日8時現在のWTI原油価格は72ドル台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2023年12月22日時点の原油在庫は前週比で711.4万バレルほど減少し、およそ4億3657万バレルです。
2023年11月から増加していた原油在庫ですが、直近は減少しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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