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NY株(米国主要株式市場)見通しとニュース :休場のため値動きがほぼなく、レンジ相場が進行中(2024年1月16日)

マーケットレポート

昨日(2024年1月15日)の米国主要3指数振り返り

  • 終値:
    US30(米国ウォールストリート株価指数30):37579.0(+30.5)<+0.08%>
    US100(米国100株価指数):16838.6(+14.8)<+0.09%>
    US500(米国500株価指数):4781.6(+2.1)<+0.04%>

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

1月15日の米国株主要3指数は、市場が休場だったためほとんど値動きしませんでした。

モルガン・スタンレー / Morgan Stanleyによると、世界的にマグニフィセント・セブン(アップル / Apple Inc.、マイクロソフト / Microsoft Corporation、アルファベットA / Alphabet Inc. A、アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.、メタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.、エヌビディア / NVIDIA Corporation、テスラ / Tesla, Inc.)への投資配分を減らし、それ以外のハイテク、メディア、通信のポジションを増やす動きがあるとのことです。

2023年のマグニフィセント・セブンは、それぞれ50%から240%上昇しています。
また、テスラ / Tesla, Inc.とアップル / Apple Inc.以外は、今年に入ってからも上昇し続けています。

世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に合わせて発表された調査では、過半数のエコノミストが、2024年に世界経済が低迷すると予想しています。
その原因となるのは、地政学的な対立、金融環境、人工知能の影響による不確実性などです。
また、この世界経済の減速は、地域差が大きいとされています。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年1月16日)のチャートテクニカル分析

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年1月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月16日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は休場だったためボラティリティが小さく、平均足の中に隠れるような値動きでした。
平均足は陽線をキープしているものの実体が短く、下ヒゲが長く、上昇の勢いは一時的に減退していると考えられます。
ただし200日移動平均線は右肩上がりなので、長期的には買い優勢と考えることもできます。

<1時間足チャート分析>

ローソク足と平均足が絡み合うように推移しており、平均足も陽線と陰線を行ったり来たりしている展開で、目先の流れは不透明であることを示唆しています。
すぐ上に中期のレジスタンスライン、下に中期のサポートラインが引かれており、どちらを試していくかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年1月16日)のチャートテクニカル分析

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年1月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月16日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は休場の影響で実体が短く、上下にヒゲが伸びる形で引けました。
一時的に陰転した平均足は陽線に戻って3陽連しているものの、実体が短く下ヒゲが長いため、トレンドの勢いがないことを示しています。
直近高値を超えていくような上昇が、再度発生するかに注目が集まります。

<1時間足チャート分析>

直近は、高値が切り下がり、安値が切り上がるペナントの形状で進行しています。
ローソク足と平均足はおおむね同じ位置にあり、相場に動きがないことを表しています。
このまま続伸する場合は、切り下げている中期のレジスタンスライン、そして長期のレジスタンスラインを突き抜けていけるかがポイントになりそうです。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年1月16日)のチャートテクニカル分析

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年1月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月16日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

休場のためほとんど値動きがなく、ローソク足は平均足に埋没するような位置にあります。
平均足は陽線を保っているものの、実体が短く、値動きの勢いが乏しいことを示しています。
直近高値をブレイクし、株高を継続していけるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

高値を切り下げ、安値を切り上げている調整局面であることが読み取れます。
ローソク足と平均足が絡み合い、流れはほとんど出ていません。
続伸していく場合には、すぐ上の中期レジスタンスライン、さらにその上の長期レジスタンスラインを抜けていく必要があります。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

本日(2024年1月16日)の主な米国経済指標

16日(火)22:30(米国)1月ニューヨーク連銀製造業景気指数

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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