ホーム » マーケットニュース » ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円はほぼ変わらず148円台前半|2営業日連続でローソク足が十字線を形成(2024年1月22日)

ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円はほぼ変わらず148円台前半|2営業日連続でローソク足が十字線を形成(2024年1月22日)

FXレポート

先週金曜日(2024年1月19日)のドル円動向振り返り

ドル円は先週木曜日の終値とほぼ変わらず。

午前中から午後にかけて円安が進んだ後、夕刻以降に円高に転じました。
また、夜に再び上昇し、日付が変わる頃に下落しています。
米10年債利回りの動きとの連動性が指摘されています。
最終的に日足ローソク足は十字線で取引を終え、これは2営業日連続です。

経済指標に目を移すと、日本でCPI(消費者物価指数)が発表されたものの、市場予想とほぼ同じでドル円に特段の反応はありませんでした。
また、米国でミシガン大学消費者態度指数と12月中古住宅販売件数が発表され、強弱まちまちの結果です。

本日(2024年1月22日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年1月22日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月22日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、142円台半ばから147円台半ばにかけて、厚い買い注文があります。
サポートラインよりも円高部分に広がっており、買い意欲の強さが分かります。
その中でも、146円台前半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。

その一方、147円台半ばから150円台にかけて、売り注文が厚いです。
現在値を含む範囲であり、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、149円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年1月22日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円とポンド円です。
豪ドル円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年1月22日7時のもの)

直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はポンドです。
円はゼロを挟んで上下動し、最終的にマイナスで取引を終えました。
ドルはゼロを中心として取引され、未明にマイナス幅を広げています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週のドル円の注目材料

22日(月)-(日本)日銀・金融政策決定会合(1日目)
22日(月)24:00(米国)12月景気先行指標総合指数(前月比)
23日(火)-(日本)日銀展望レポート
23日(火)-(日本)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
23日(火)15:30(日本)植田和男日銀総裁、定例記者会見
23日(火)24:00(米国)1月リッチモンド連銀製造業指数
24日(水)8:50(日本)12月貿易統計(通関ベース、季調前)
24日(水)8:50(日本)12月貿易統計(通関ベース、季調済)
24日(水)23:45(カナダ)カナダ銀行 政策金利
24日(水)23:45(米国)1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
24日(水)23:45(米国)1月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
24日(水)23:45(米国)1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
25日(木)-(南アフリカ)南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
25日(木)22:15(ユーロ)欧州中央銀行(ECB)政策金利
25日(木)22:30(米国)10-12月期四半期コアPCE・速報値(前期比年率)
25日(木)22:30(米国)10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
25日(木)22:30(米国)10-12月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)
25日(木)22:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
25日(木)22:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
25日(木)22:30(米国)12月耐久財受注(前月比)
25日(木)22:30(米国)12月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
25日(木)22:45(ユーロ)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
25日(木)24:00(米国)12月新築住宅販売件数(前月比)
25日(木)24:00(米国)12月新築住宅販売件数(年率換算件数)
26日(金)8:30(日本)1月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
26日(金)8:50(日本)日銀・金融政策決定会合議事要旨
26日(金)22:30(米国)12月個人所得(前月比)
26日(金)22:30(米国)12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
26日(金)22:30(米国)12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
26日(金)22:30(米国)12月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
26日(金)22:30(米国)12月個人消費支出(PCE)(前月比)
26日(金)24:00(米国)12月住宅販売保留指数(前年同月比)
26日(金)24:00(米国)12月住宅販売保留指数(前月比)

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る