昨日(2024年1月22日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:74.619(+1.234)<+1.68%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反発。
ウクライナによるロシア国内の石油貯蔵施設への攻撃が伝えられ、ロシアの原油輸出への影響が指摘されています。
紅海ではイエメンのフーシ派による攻撃が報じられており、中東での緊張も継続しています。
また、米国ではS&P500が史上最高値をつけており、米経済への自信から原油需要の増加が想定されるとの指摘もあります。
これらがUSOIL価格の上昇に寄与した模様です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年1月23日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月23日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は2営業日ぶりに陽線を形成しました。
買い圧力が強まり、74ドル台まで上昇しています。
平均足は横ばいに推移しており、方向性が出ていないことを示しています。
目先は、上昇を続けてレンジ上限を試すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
陽線を連続させて上昇していたローソク足は反落。
一時は直近高値を更新したものの、上昇の勢いを維持できずに下落した形です。
平均足は上ヒゲを伸ばした陽線が連続しており、買いの勢いが強いことを示しています。
目先は、再び直近高値を目指して上昇していくか、それとも下落していくかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年1月12日時点の米国の原油リグ稼働数は499基で、前週の501基から2基減少しました。
2024年1月23日8時時点の原油価格は74ドル台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年1月12日時点の原油在庫は前週比で249.2万バレルほど減少し、およそ4億2991万バレルです。
2023年12月から原油在庫は減少傾向にあり、2024年1月もその流れが続いている状況です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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