昨日(2024年1月23日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):37950.5(-73.5)<-0.19%>
US100(米国100株価指数):17447.2(+101.2)<+0.58%>
US500(米国500株価指数):4876.6(+22.0)<+0.45%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
1月23日の米国株主要3指数は、US30が反落したものの、US100とUS500は過去最高値を更新しました。
予想より悪い業績見通しを発表したスリーエム / 3M Companyが11%下落したことが、US30を押し下げました。
相場全体としては、利下げ期待、人工知能に対するポジティブな期待に支えられています。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は、今年に入ってすでに5%上昇。
なお、昨年は65%上昇しています。
個別に見ていくと、プロクター・アンド・ギャンブル / The Procter & Gamble Companyは、予想を上回る決算内容で買われました。
また、市場予想以上の利益見通しを発表したベライゾン・コミュニケーションズ / Verizon Communications Inc.は6.7%上昇。
しかしジョンソン・エンド・ジョンソン / Johnson & Johnsonは、決算で利益が予想を超えたものの1.6%下落しています。
ネットフリックス / Netflix, Inc.は、引け後に決算を発表し、2023年第4四半期の加入者数が市場予想を上回って、3.2%の上昇となりました。
総加入者数は2億6000万人に達しています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年1月24日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月24日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は高値圏から反落し、4営業日ぶりの陰線となりました。
ただ下ヒゲを伸ばす形で引けており、上昇の力も強いことを示唆しています。
平均足は陽転し、それより上にローソク足が位置していることから、全体の流れは上昇トレンドであると考えられます。
再度3万8000ドル台に突入するかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
高値圏から反落となり、中期のレジスタンスラインを切り下げながら下落しています。
その過程でローソク足は平均足を下回り、平均足が陰転しました。
そして中期のサポートラインも下抜けしたあと、長期のレジスタンスラインで反発して平均足付近まで戻っています。
目先は、続落するかがポイントになりそうです。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年1月24日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月24日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は、直近高値に迫る上昇を見せました。
平均足の実体がさらに長くなり、下ヒゲも短くなっています。
200日移動平均線が右肩上がりで、それより上にローソク足があるため、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
もう一段階の続伸があるかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスラインを形成した水準から反落し、ローソク足が平均足を下回ることで平均足は陰転しました。
この下落は中期サポートラインが引かれた水準で反発して平均足は再び陽転しています。
上下の中期ラインのどちらを抜けていくかがポイントになりそうです。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年1月24日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月24日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
高値を更新する陽線が立ち、これで日足は4連騰となりました。
平均足の実体は伸びており、また平均足より高い位置にローソク足があることから、大局は上昇トレンドと考えられます。
200日移動平均線も右肩上がりで、続伸するかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスライン、サポートラインに挟まれた値動きが続いており、その間にローソク足と平均足は何度も交わり、平均足の色も安定しませんでした。
最終的には上昇し、取引時間の最終盤で中期のレジスタンスラインを上に抜けています。
このラインがレジサポ転換する可能性も考えられます。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年1月24日)の主な米国経済指標
24日(水)23:45(米国)1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
24日(水)23:45(米国)1月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
24日(水)23:45(米国)1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
Published by
OANDA Lab編集部
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