昨日(2024年1月24日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.537(+0.097)<+3.98%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは続伸。
今月はNATGAS価格が急速に下落しており、その反動による上昇が伝えられています。
本日は米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計が発表される予定であり、直近の気温低下を受けた在庫変動の結果に注目が集まっている模様です。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年1月25日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月25日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線をつけ、22日に作られた窓を埋める上昇を見せました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
2日続伸の窓埋めにより、23日の安値から反発する形となっています。
目先は、窓埋め完成により下落に転じるか、それとも上昇が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始後すぐの停滞を除き終日上昇が続きました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
23日の安値を底値とする上昇が続き、22日に形成した窓を埋めました。
窓埋めはしたものの、これまでの下落に対する反発としては限定的であり、このまま上昇が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基減少し、497基です。
2023年9月末以降の稼働数は、500基前後で安定的に推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で3基増加し、120基です。
今年初の増加で、昨年末の稼働数と同値まで戻しました。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で154bcf(10億立方フィート)減少し、3182 bcfでした。
減少したものの減少幅は市場予想より小さく、在庫水準も平年より高い状態が続いています。
1月末の米国の気温は平年より高いと予報されており、在庫水準の推移にも注目です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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