昨日(2024年1月24日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):37891.5(-59.0)<-0.16%>
US100(米国100株価指数):17524.9(+77.7)<+0.45%>
US500(米国500株価指数):4876.6(0.0)<0.00%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
1月24日の米国株主要3指数ですが、US30は続落、US100とUS500は高値を更新したところから反落しました。
取引時間の前半には、ハイテク銘柄に買いが集まったためUS30は上昇しました。
しかし、米経済指標の発表内容が強く、国債の入札が低調だったため、需給の緩みから長期金利が上昇し、マイナス圏に転落しました。
ただし、生成AI事業に対する期待からマイクロソフト / Microsoft Corporationが上昇し、時価総額は一時3兆ドルを超えました。
このマイクロソフトの強さに支えられて、US30の下落幅はさほど大きくなりませんでした。
それ以外のUS30が参照するダウ銘柄だと、スリーエム / 3M Companyはその前日に慎重な利益見通しを発表して3.0%下落。
ナイキ / NIKE, Inc.が1.1%下落、化学大手のダウ / Dow Inc.は1.5%下落。
小型主力機の対中国輸出再開が報じられたボーイング / The Boeing Companyは1.2%上昇、JPモルガン・チェース / JPMorgan Chase & Co.は0.9%上昇、インテル / Intel Corporationは0.4%上昇しました。
また、ネットフリックス / Netflix, Inc.がその前日の決算を受けて10.7%の大幅上昇で、2年ぶりの高値水準に達しています。
マグニフィセント・セブンに含まれるアルファベットA / Alphabet Inc. Aとメタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.は、それぞれ1%超の上昇となりました。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年1月25日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月25日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
高値圏からの反落が続き、前日の日足も陰線が立ちました。
下ヒゲの先端は、平均足の上ヒゲとほぼ同じ価格帯にあります。
平均足は3陽連となり、それよりも高い位置にローソク足があるため、200日移動平均線の傾きや位置関係とも合わせて、大局は上昇トレンドと考えられます。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスラインを頂点としたダブルトップとなったものの、中期サポートラインが引かれたネックラインで反転して引けています。
平均足は陰転しており、このラインを割り込んでいくと、もう一段階の下落が進む可能性があります。
また、ネックラインのサポレジ転換も想定されます。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年1月25日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月25日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
前日の日足は高値を更新してから上ヒゲを伸ばして反落したものの、陽線で引けています。
平均足は陽連中で、実体が長く、下ヒゲは実体の中に隠れるという上昇の勢いを示す形です。
また、200日移動平均線も右肩上がりで、全体の流れは買い優勢と考えられます。
上ヒゲの先を試すタイミングに注目です。
<1時間足チャート分析>
陽連中の平均足より高い位置での価格推移が続き、中期のレジスタンスラインを突破して高値をつけたあと急激に反落、ローソク足は平均足を割り込みました。
この下落は中期のレジスタンスラインでストップしています。
平均足はまだ陽線を保っているため、現在の水準が押し目になり再度上昇するケースも考えられます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年1月25日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月25日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ザラ場中に最高値を更新するものの、上ヒゲを伸ばして反落し、寄り引け同価格の実体がない形で引けました。
平均足は陽連中で実体が長くなってきており、ローソク足との位置関係も含めて全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
また、200日移動平均線も右肩上がりです。
上ヒゲの先を試せるかどうかに注目が集まります。
<1時間足チャート分析>
中期のレジスタンスラインを上抜けしても、陽連中の平均足に支えられた上昇の勢いは止まりませんでした。
その後、高値圏で短期のレジスタンスラインをつけてから反落、平均足を割り込むものの中期のレジスタンスラインがサポート転換しています。
平均足は陰転していますが、この水準が押し目となってもう一度上昇していく展開も考えられます。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年1月25日)の主な米国経済指標
25日(木)22:30(米国)10-12月期四半期コアPCE・速報値(前期比年率)
25日(木)22:30(米国)10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
25日(木)22:30(米国)10-12月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)
25日(木)22:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
25日(木)22:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
25日(木)22:30(米国)12月耐久財受注(前月比)
25日(木)22:30(米国)12月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
25日(木)24:00(米国)12月新築住宅販売件数(前月比)
25日(木)24:00(米国)12月新築住宅販売件数(年率換算件数)
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OANDA Lab編集部
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