昨日(2024年1月29日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:76.958(-1.19)<-1.52%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日ぶりに下落。
ヨルダンにある米軍基地が攻撃され、米兵3名が死亡したと伝えられています。
中東の緊張感が高まっており、昨日は上窓を開けて取引が始まりました。
その後、窓を埋めると、夜から未明にかけて価格を下げる展開でした。
ドルインデックスが上昇しており、これを反映した動きだろうと報じられています。
米ドルが上昇すると、他通貨建てで見た原油価格に割高感が出るため、米ドルの上昇はUSOIL価格の下落要因だとされています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年1月30日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月30日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は4営業日ぶりに陰線を形成。
一時は79ドル台まで上昇したものの、売り圧力が強まり下落しました。
平均足は上ヒゲを伸ばした陽線を形成しており、買い優勢を示しています。
目先は、平均足を目指してこのまま下落していくか、それとも80ドルを目指して反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
高値と安値を切り上げていたローソク足は反落しました。
直近高値を更新後に売り圧力が強まり、現在は平均足を下抜いている状況です。
平均足は下ヒゲを伸ばした陰線を形成しており、売りに勢いが出ています。
目先は、下に位置する中期サポートラインを下抜くか、反発して平均足を試すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年1月19日時点の米国の原油リグ稼働数は497基で、前週から2基減少しました。
原油リグ稼働数は2週続けて490基台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年1月19日時点の原油在庫は前週比で923.3万バレルほど減少し、およそ4億2068万バレルです。
直近の原油在庫は減少傾向にあり、過去5年の平均を大きく下回っています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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