昨日(2024年1月29日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.246(-0.156)<-6.49%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日連続の下落。
米国の2月前半の気温は平年より高い見込みだと報じられており、気温が引き続き市場の注目を集めている模様です。
気温が高いと天然ガスの暖房需要が減少するとされており、在庫増加を伴いながら価格下落圧力を生み出します。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年1月30日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月30日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線をつけ、3営業日連続で下落しています。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
窓埋め後の下落が3営業日続いており、29日は1月安値を大きく更新しました。
12月安値が目前にあり、このまま下落が続き12月安値も更新するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
29日は終日下落する中で、26日の安値割れ後に下落が加速しました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
25日の高値を基点とする高値と安値の切り下げが続く中で、抵抗帯として機能していた23日安値も割れました。
目先は、このまま下落が続くか、安値割れ後いったん反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基増加し、499基です。
リグ数は増加したものの、今年は500基をわずかに下回る傾向がみられます。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、119基です。
110基台後半から120基の範囲で、安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で326bcf(10億立方フィート)減少し、2856 bcfでした。
市場予想より大きな減少幅だった一方、在庫水準は高い状態が継続しています。
2月前半の米国の気温は平年より高いと予報されており、在庫水準の推移にも注目です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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