NY株(米国主要株式市場)見通しとニュース ：取引時間の終盤に長期金利低下でハイテク株中心に大きく上昇(2024年1月30日)

昨日（2024年1月29日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：38286.0（+198.5）＜+0.52%＞
  US100（米国100株価指数）：17595.4（+197.8）＜+1.14%＞
  US500（米国500株価指数）：4925.4（+37.5）＜+0.77%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

1月29日の米国株主要3指数は、全て上昇しました。
US30とUS500は過去最高値を更新しています。

この日は主だった経済指標などの材料がなく、今週にはFOMCや雇用統計といった大きなイベントが控えていることもあって、様子見ムードの小さな値幅で推移しました。
しかし、取引時間終盤に長期金利が低下したことでハイテク株中心に買いが集まり、高値更新につながっています。

今週は、マイクロソフト / Microsoft Corporation、アップル / Apple Inc.、アルファベットA / Alphabet Inc. A、アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.、メタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.、クアルコム / Qualcomm Incorporatedなどの巨大IT企業の決算発表が控えています。
また、ゼネラル・モーターズ / General Motors Company、シェブロン / Chevron Corporationも決算が発表されます。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2024年1月30日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年1月30日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は3陽連を達成、最高値を更新する陽線が立ちました。
陽連中の平均足は段階的に実体が長くなっており、それより上でローソク足が推移しています。
200日移動平均線の傾き、ローソク足との位置関係を考えても、大局は上昇トレンドと想定されます。
どこまで続伸するかに注目です。

＜1時間足チャート分析＞

長期のレジスタンスラインを一度は上に抜けるもすぐに押し戻されていましたが、前日の取引時間終盤の強い上昇で、長期、次いで中期のレジスタンスラインのブレイクに成功しています。
突破したこれらのレジスタンスラインが、ロールリバーサルする展開も想定されます。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2024年1月30日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年1月30日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

直近高値を更新するには至らなかったものの、フィボナッチの23.6％付近で反発し、ヒゲが短く実体が長い陽線で引けました。
平均足は陽線、なおかつ実体が長く、下ヒゲが見えない強い形状です。
また、200日移動平均線も右肩上がりなので、大局は上昇トレンドと考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

高値、安値のどちらも切り下げている状態から、長い陽線が立って中期のレジスタンスラインを上に抜けました。
広い視点で見ると、まだレジスタンスライン、サポートラインに挟まれたレンジ相場と読み取れます。
この勢いのまま上にある長期のレジスタンスラインを試すかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2024年1月30日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年1月30日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、最高値を更新する陽線で引けました。
ローソク足が陽連中の平均足より上にあり、平均足そのものも実体が長く、下ヒゲが見えない上昇圧が強い形状です。
200日移動平均線も右肩上がりであるため、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
平均足がサポートになって上昇するパターンも想定されます。

＜1時間足チャート分析＞

上下のレジスタンスライン、サポートラインに挟まれる価格帯で推移するレンジ相場から、中期のレジスタンスラインを上方ブレイクしました。
陽連中の平均足からローソク足が大きく乖離しているため、平均足付近、あるいはブレイク済みの中期レジスタンスラインがサポートになる可能性も考えられます。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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本日（2024年1月30日）の主な米国経済指標

30日（火）23:00（米国）11月ケース・シラー米住宅価格指数（前年同月比）
30日（火）24:00（米国）1月消費者信頼感指数（コンファレンス・ボード）
30日（火）24:00（米国）12月雇用動態調査（JOLTS）求人件数

本日発表予定の経済指標はこちら

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