昨日(2024年1月30日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.272(+0.026)<+1.16%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASはやや上昇。
2月前半の米国の気温は平年より高いと予報されており、NATGASにとって下落要因です。
しかし、今月は既に大きく売り込まれており、さらに売る動きにつながらなかった模様です。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年1月31日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年1月31日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線をつけ、3営業日続落の後で小幅反発する形となりました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
反発したものの1月安値をわずかに更新しており、また上昇幅も限定的です。
12月安値が目前にあるため、再度下落に転じ12月安値を更新するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
30日は小幅な値動きの中で、29日の安値更新後に反発しています。
平均足は26日から陰線が続いていたものの、安値更新後の反発を受けて陽転しました。
25日の高値を基点とする、ゆるやかな高値と安値の切り下げが続いています。
目先は、反落して再度安値を更新するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基増加し、499基です。
リグ数は増加したものの、今年は500基をわずかに下回る傾向がみられます。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、119基です。
110基台後半から120基の範囲で、安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で326bcf(10億立方フィート)減少し、2856 bcfでした。
市場予想より大きな減少幅だった一方、在庫水準は高い状態が継続しています。
2月前半の米国の気温は平年より高いと予報されており、在庫水準の推移にも注目です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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