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WTI原油見通し(市況ニュース):原油価格は反落。原油在庫増加が影響(2024年2月1日)

マーケットレポート

昨日(2024年1月31日)のWTI原油動向振り返り

  • 終値:75.811(-1.928)<-2.48%>

※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

USOILは反落。

米エネルギー情報局(EIA)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ123万バレルの増加でした。
市場予想は減少だったのに対して増加しており、USOILが売られる要因だったと報じられています。

中東情勢はUSOIL価格にとって引き続き上昇要因ですが、昨日は在庫統計の下落要因が勝りました。

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年2月1日)のチャートテクニカル分析

【WTI原油(USOIL)】本日(2024年2月1日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月1日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は大陰線を形成し、大きく下落しました。
売り圧力が強まり、75ドル台まで下落しています。
一方で平均足は陽連しており、買いの勢いが続いていることを示しています。
目先は、このまま下落を続けて平均足を試すか、それとも反発するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

ローソク足は平均足の下で高値と安値を切り下げています。
直近安値に引かれていた中期サポートラインを下抜きました。
平均足は下ヒゲを伸ばした陰線を形成しており、売り優勢の状況です。
目先は、一段階下の水準まで下落するかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年1月19日時点の米国の原油リグ稼働数は497基で、前週から2基減少しました。
直近の原油リグ稼働数は490基台〜500基台で推移しています。

石油・天然ガス採掘装置(リグ)の稼働数の推移はこちら

原油在庫の推移(週間)

原油在庫の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年1月19日時点の原油在庫は前週比で923.3万バレルほど減少し、およそ4億2068万バレルです。
2023年12月から減少傾向が続いており、過去5年の平均を大きく下回っている状況です。

石油・天然ガス貯蔵量の推移はこちら

またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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