昨日(2024年1月31日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.318(+0.046)<+2.02%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは2営業日連続で上昇。
米国の2月前半の気温は平年より高いと予報されており、NATGAS価格にとって引き続き下落要因です。
しかし、価格は1月から大きく下げており、テクニカル的に上昇しやすい環境だった模様です。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年2月1日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月1日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線をつけ、2営業日連続で上昇しています。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
2連騰したものの、ヒゲでわずかに安値を更新しており下落圧力は強い状態です。
12月安値に近づきつつあるため、反落し12月安値を更新するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
30日安値をわずかに更新した後、大きく反発して取引を終えています。
底値圏でのもみ合いが続いた後、取引後半の反発を受けて平均足は陽線が続いています。
安値は更新したものの、その後の反発で30日高値を更新しました。
目先は、反落し下落トレンドが続くか、ダブルボトム形成で本格反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基増加し、499基です。
リグ数は増加したものの、今年は500基をわずかに下回る傾向がみられます。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、119基です。
110基台後半から120基の範囲で、安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で326bcf(10億立方フィート)減少し、2856 bcfでした。
市場予想より大きな減少幅だった一方、在庫水準は高い状態が継続しています。
2月前半の米国の気温は平年より高いと予報されており、在庫水準の推移にも注目です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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