昨日(2024年2月1日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.22(-0.098)<-4.23%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日ぶりに下落。
米エネルギー情報局(EIA)が週間在庫統計を発表し、前週比で197bcf(10億立方フィート)の減少でした。
市場予想より減少幅が小さく、市場はNATGASの売りで反応したと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年2月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線となり、2日分の上昇を打ち消す下落に見舞われました。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
安値も更新しており、下落再開を示唆しています。
目前に迫っている12月安値を更新するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
31日高値をわずかに更新した後は反落し、最終的に31日安値も更新しました。
この反落で平均足は陰連を開始し、またローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
31日安値を更新したものの、わずかな更新に留まりました。
目先は、安値圏からの反発を見せるか、安値更新を契機に下落が加速するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基増加し、499基です。
リグ数は増加したものの、今年は500基をわずかに下回る傾向がみられます。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、119基です。
110基台後半から120基の範囲で、安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で197bcf(10億立方フィート)減少し、2659 bcfでした。
大幅な減少だった一方、過去5年間の平均や1年前のデータと比較すると、在庫水準は高い状態です。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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