昨日(2024年2月15日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:77.918(+1.377)<+1.80%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反発。
米小売売上高が発表され、市場予想よりも弱い結果でした。
ドルインデックスが下落で反応しており、これらがUSOIL価格上昇の要因だったと伝えられています。
また、イスラエルとハマスの衝突は収まらず、さらにイスラエルとヒズボラの間の緊張感が高まっていると報じられています。
これらも、USOIL価格を支えた可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年2月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
昨日のローソク足は陽線を形成しました。
平均足の上ヒゲの水準から反発し、78ドル付近まで上昇した形です。
陽線が続く平均足は実体が短く、買いの勢いが落ちてきていることを示しています。
目先は、このまま上昇を続けて80ドルに到達できるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
平均足を下抜き、下落を続けていたローソク足は大幅反発。
大陽線を連続させて平均足を上抜きました。
平均足は上ヒゲを伸ばした陽線を形成しており、買いに勢いが出ています。
目先は、直近高値に引かれた中期レジスタンスラインまで上昇できるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年2月9日時点の米国の原油リグ稼働数は499基で、先週と変わらない結果でした。
直近の原油リグ稼働数は490基台での推移が続いています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年2月9日時点の原油在庫は前週比で1201万バレルほどの大幅増加で、およそ4億3945万バレルです。
2023年12月から減少傾向だった原油在庫ですが、直近は増加しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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