先週金曜日(2024年2月16日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安が続く。
豪ドル円は2月に入ってから円安トレンドが形成されており、金曜日も上昇が継続しました。
夜にやや円高に戻す場面があったものの、深夜には円安に回帰しています。
この時間帯に豪ドル米ドルが上昇しており、その影響を受けた模様です。
なお、ハーパー豪準備銀行(RBA)委員が政策金利引き上げの可能性について言及しており、これも豪ドル高に作用した可能性があります。
本日(2024年2月19日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月19日7時のもの。「Orderbook3」を表示)
「オーダーブック」を見ると、96円台半ばの買い注文が厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、97円台半ばにも、厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
その一方、98円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これを意識した注文の可能性があります。
しかし、97円台後半から円高の範囲では、売り注文が乏しいです。
円高の範囲で積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年2月19日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル米ドルです。
また、相関関係だったのはユーロドルとポンドドル、弱い相関関係だったのはドル円です。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年2月19日7時のもの)
直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を拡大し続け、未明以降は安定的に推移しました。
豪ドルはゼロを中心に動き、深夜以降にプラス幅を広げました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
19日(月)8:50(日本)12月機械受注(前年同月比)
19日(月)8:50(日本)12月機械受注(前月比)
20日(火)9:30(オーストラリア)豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
21日(水)8:50(日本)1月貿易統計(通関ベース、季調前)
21日(水)8:50(日本)1月貿易統計(通関ベース、季調済)
21日(水)9:30(オーストラリア)10-12月期四半期賃金指数(前期比)
21日(水)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
22日(木)19:00(ユーロ)1月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
22日(木)19:00(ユーロ)1月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
22日(木)21:30(ユーロ)欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
23日(金)16:00(ドイツ)10-12月期国内総生産(GDP、改定値、季調前)(前年同期比)
23日(金)16:00(ドイツ)10-12月期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
23日(金)16:00(ドイツ)10-12月期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。