NY株(米国主要株式市場)見通しとニュース ：エヌビディアの決算は市場予想を大きく上回る！(2024年2月22日)

昨日（2024年2月21日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：38558.5（-26.0）＜-0.07%＞
  US100（米国100株価指数）：17648.2（+117.4）＜+0.67%＞
  US500（米国500株価指数）：5006.2（+28.8）＜+0.58%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2月21日の米国株主要3指数は、US30はほぼ現状維持でしたが、US100とUS500は取引時間終盤に大きく上昇しました。

この日にはFOMCの議事要旨が発表され、関係者のほとんどが早期利下げへの警戒感を持っていることが明らかになり、一時的にUS30は売られました。

また、エヌビディア / NVIDIA Corporationの決算を見届けようと、取引時間中は軟調な展開が続きました。

そのエヌビディア / NVIDIA Corporationの四半期決算は、大幅な増収増益でした。
生成AI向けを含む半導体需要が堅調だったため、純利益は前年同期比8.7倍の122億8500万ドルと大きく拡大しています。
また、売上高と調整後の1株利益は市場予想を上回っています。

S&P500の主要11セクターはほぼ全てが上昇しましたが、情報技術は0.76％下げています。
エネルギーは1.86％上昇しました。

他に個別で見ていくと、US30の参照先であるダウ平均に26日から採用されるアマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.が上昇しています。
入れ替わりで外されるウォルグリーン・ブーツ・アライアンス / Walgreens Boots Alliance, Inc.は、2.5％下落しました。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2024年2月22日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年2月22日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Re6sistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、高値圏でジリ下げする陰線となり、依然としてローソク足は平均足と重複する位置にあります。
平均足は陽連しているものの実体が短く、下ヒゲが長く伸びているため、上昇圧は強いとはいえません。
ただし、200日移動平均線は右肩上がりなので、大局は上昇トレンドと考えられます。
ここから上下どちらに放れるかに注目です。

＜1時間足チャート分析＞

中期のレジスタンスライン、サポートラインに挟まれた狭い価格帯での値動きが続きました。
この間、ローソク足は平均足と複数回クロスし、平均足の色も頻繁に変化しています。
取引時間の終盤で上下に大きく振れ、レジスタンスライン、サポートラインを超えようとするも、どちらもブレイクできずに内側に戻っています。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2024年2月22日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年2月22日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、押し目をつけた位置から反発する陽線となり、下ヒゲを長く伸ばしています。
ローソク足は平均足を一時的に割り込みましたが、この反発で再び終値は平均足の実体付近まで戻っています。
平均足は陽線であるものの、ローソク足と絡み合うような位置関係にあるため、目先のトレンドは不透明であると考えられます。

＜1時間足チャート分析＞

おおむね陰連する平均足に沿って下落する展開が続き、長期、次いで中期のサポートラインを割り込みましたが、底を打って反発しました。
取引時間の終盤に大陽線を連続させて、長期のサポートラインをブレイクしています。
現在価格の上下にある長期ラインのどちらを試していくかに注目が集まります。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2024年2月22日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年2月22日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、一度は平均足を割り込んだものの、下ヒゲを伸ばして反発し、終値は平均足の上ヒゲの先付近にあります。
平均足は陽連しており、200日移動平均線も右肩上がりのため、全体的には買い優勢と考えられます。
節目の5000ポイントをキープできていることから、もう一段階の上げがあるかに注目です。

＜1時間足チャート分析＞

陰連中の平均足に頭を押さえられるような展開が続いていましたが、中期のサポートラインが底になって反発しました。
取引時間最終盤の2本のローソク足が大きく上昇し、中期のレジスタンスラインに迫る勢いを見せ、平均足も陽転しました。
このまま上昇していくなら、目先の中期レジスタンスライン、その先の長期レジスタンスラインがターゲットになるケースも想定されます。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
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本日（2024年2月22日）の主な米国経済指標

22日（木）22:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
22日（木）22:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
22日（木）23:45（米国）2月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
22日（木）23:45（米国）2月総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
22日（木）23:45（米国）2月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
22日（木）24:00（米国）1月中古住宅販売件数（前月比）
22日（木）24:00（米国）1月中古住宅販売件数（年率換算件数）

本日発表予定の経済指標はこちら

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