先週金曜日(2024年2月23日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.641(-0.133)<-7.50%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは大きく下落。
米国では3月上旬の気温も平年より高いと予報されており、2月に引き続き天然ガス需要の低下が懸念されている模様です。
なお、米商品先物取引委員会(CFTC)により天然ガスの投機的ネットポジションが公開され、およそ15万4000の売り越しでした。
直近の売り越し幅は増加傾向にあります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年2月26日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月26日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は2営業日連続で陰線をつけ、再び底値に向け下落が進んでいます。
平均足は陰連し、ローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
底値をつけた後に反発したものの、2日続落で反発の大半が巻き戻されました。
目先は、安値を更新するか、それとも安値更新には至らず反発するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ジリ安から取引が始まったものの、時間の経過とともに下落が加速する形となりました。
おおむね平均足は陰連しており、ローソク足はその下を推移し、売り優勢を示しています。
21日の高値を天井として高値と安値の切り下げが継続中です。
19日は1.6ドルを一時的に割れた後に反発しており、1.6ドル割れまで下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で6基増加し、503基です。
6基の増加は昨年11月以来で、500基を回復したのは今年1月第2週以降初めてです。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、120基です。
今年に入ってから120基前後で安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で60bcf(10億立方フィート)減少し、2470 bcfでした。
また、前週の貯蔵量が2535bcfから2530bcfに下方修正されました。
過去5年間の在庫の平均は2019bcfであり、高い水準が継続しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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