NY株(米国主要株式市場)見通しとニュース ：半導体銘柄好調で高値更新するものの上ヒゲを伸ばして反落(2024年2月26日)

先週金曜日（2024年2月23日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：39094.5（+59.0）＜+0.15%＞
  US100（米国100株価指数）：17917.1（-57.7）＜-0.32%＞
  US500（米国500株価指数）：5084.4（+2.9）＜+0.06%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2月23日の米国株主要3指数は、一時上昇するも反落しました。

AI関連企業の好調を背景に半導体銘柄が買われ、US30とUS500は2営業日連続で高値を更新しています。
これには、21日に発表されたエヌビディア / NVIDIA Corporationの決算が好結果だった影響もあります。
エヌビディアは0.4％上昇し、US100も一時最高値を更新しています。

今日からアマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.がダウ構成銘柄に採用されます。
上昇傾向にある銘柄であるため、ダウ平均を参照するUS30をさらに押し上げるとの予想もあります。

公益、素材など、US500が参照するS&P500の主要セクターの多くは上昇しました。
ただし、一部のハイテク銘柄が売られています。
アップル / Apple Inc.、テスラ / Tesla, Inc.、メタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.は、0.4～2.8％下落しています。

決済サービスのブロック / Block, Inc.は、現四半期の調整後のコア収益見通しが市場の予想を上回ることで16.1％上昇しています。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2024年2月26日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年2月26日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

先週金曜日の日足は、その1本前のローソク足に続いて、一時的に高値をさらに切り上げましたが、長い上ヒゲを伸ばして反落しています。
平均足は陽連中、ローソク足が平均足より高い位置を推移しているため、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
大台の4万ドル突入があるかに注目です。

＜1時間足チャート分析＞

長期のサポートラインが引かれた水準で底を打つと反発し、ローソク足が平均足を追い抜くことで平均足は陽転しています。
長期のレジスタンスラインを上に抜け、中期レジスタンスラインが一度は抵抗になるものの、ついにはブレイクしました。
しかし高値をつけてすぐ反落、ラインの下で引けて、平均足の実体も割り込んでいます。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2024年2月26日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年2月26日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

先週金曜日の日足は、高値を更新するも反落し、上ヒゲを伸ばす陰線となりました。
ローソク足が平均足の上に出るとともに、平均足も陽連しているため、大局は上昇トレンドと考えられます。
200日移動平均線も依然として右肩上がりです。
さらなる高値更新があるかに注目が集まります。

＜1時間足チャート分析＞

陽連中の平均足にサポートされるような上昇が続き、長期レジスタンスラインを上に抜けました。
中期レジスタンスラインに頭を押さえられる展開になりましたが、長期レジスタンスラインで反発して上にブレイクします。
しかし上ヒゲを伸ばしてすぐに反落し、長期レジスタンスラインも下に抜けて平均足も陰転しています。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2024年2月26日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2024年2月26日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

先週金曜日の日足は、高値をさらに更新するもののすぐに反落し、上ヒゲを長く伸ばして実体がほぼない陽線となりました。
一時的にローソク足と平均足が絡み合う展開から脱し、ローソク足＞平均足の位置関係が復活しているため、全体の流れは上昇トレンドと考えられます。
節目の5000ポイント以上をキープしつつ、さらなる高値更新があるかに注目です。

＜1時間足チャート分析＞

上昇トレンド中の高値に中期レジスタンスラインが引かれました。
このラインと中期サポートライン間でのもみ合いになりましたが、長い陽線が続いて上限をブレイクします。
しかしすぐに反落し、レンジ範囲内に価格が戻っています。
ローソク足は平均足を下抜きましたが、平均足は陽線をキープしている状況です。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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本日（2024年2月26日）の主な米国経済指標

26日（月）24:00（米国）1月新築住宅販売件数（前月比）
26日（月）24:00（米国）1月新築住宅販売件数（年率換算件数）

本日発表予定の経済指標はこちら

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