昨日(2024年2月28日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.832(+0.054)<+3.04%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日連続で上昇。
昨日に引き続き、ロールオーバー(先物銘柄の乗り換え)の影響の可能性が報じられています。
3営業日続伸ですが、底値圏での動きにとどまっていると伝えられています。
3月上旬の米国の気温は高いと予報されており、これが影響している模様です。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年2月29日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月29日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し3営業日連続の上昇となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足が平均足を上に抜けつつあり、トレンド転換を示唆しています。
底値から反発した21日の戻り高値をわずかに上回り取引を終えています。
戻り高値突破により、上昇がさらに加速するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
横ばいで推移した後に上昇を開始して、1.8ドル突破で取引を終えています。
平均足はおおむね陽線で推移し、ローソク足も平均足の上にあり、上昇継続を示唆しています。
1.8ドルの突破とともに、21日の高値も切り上げる形となりました。
目先は、1.8ドル超えを契機に上昇が加速するか、ダマシとなり反落するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で6基増加し、503基です。
6基の増加は昨年11月以来で、500基を回復したのは今年1月第2週以降初めてです。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で1基減少し、120基です。
今年に入ってから120基前後で安定的に推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で60bcf(10億立方フィート)減少し、2470 bcfでした。
また、前週の貯蔵量が2535bcfから2530bcfに下方修正されました。
過去5年間の在庫の平均は2019bcfであり、高い水準が継続しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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