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NY株式サマリー(28日)=ダウ23ドル安と小幅に3日続落 翌日のインフレ指標を控え様子見

市場概況
◆ダウ平均: 38949.02 -23.89 -0.06%
◆S&P500: 5069.76 -8.42 -0.17%
◆NASDAQ: 15947.74 -87.56 -0.55%

 28日のNY株式相場は下落。翌日の1月個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えた様子見が続いたほか、AIラリーの持続性への警戒感も重しとなった。ダウ平均は朝方に230ドル安まで下落後、23.39ドル安(-0.06%)と小幅に3日続落して終了。S&P500とナスダック総合も終日マイナス圏で推移し、それぞれ0.17%安、0.55%安と反落した。ダウ平均採用の30銘柄はボーイング(+2.78%)、ディズニー(+1.26%)、ビザ(+0.87%)など18銘柄が上昇したものの、独禁法違反での調査が報じられたユナイテッドヘルスが2.95%安となり1銘柄でダウ平均を99ドル余り押し下げたほか、ダウ・インク、インテルも1-2%下落した。S&P500の11セクターは不動産、金融、一般消費財、資本財など7セクターが上昇し、コミュニケーション、IT、ヘルスケアなど4セクターが下落した。

 金融政策の見通しを巡り、米連邦準備理事会(FRB)が注視する1月PCE価格指数の発表待ちが続いた。1月PCE価格指数は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数が前月比で+0.4%と12月の+0.2%から上昇が見込まれ、前年比では+2.8%と12月の+2.9%から鈍化が見込まれている。PCEの発表を控え、米10年債利回りは前日の4.315%から4.2678%に低下した。


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