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ドル/円見通しと午前相場振り返り(為替/FX ニュース ):ドル円は大幅円高で149円台後半|日銀審議委員の発言がきっかけか(2024年2月29日)

FXレポート

本日(2024年2月29日)午前中のドル円動向振り返り

ドル円は大きく円高が進む。
高田日銀審議委員が発言し、2%の物価目標が見通せる状況になってきたと報じられています。
これを受けて、円高が進んだ模様です。
また、神田財務官の発言もあり、円安への警戒感が伝えられています。

株式市場の前場は、JP225が大きく上下動。
前日の米株下落を受けて売りが出たと報じられています。
また、日銀の金融政策変更を警戒した売りも出た模様で、その一方で押し目を拾う動きもあり、値動きが大きくなったと考えられます。

本日(2024年2月29日)12時時点のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年2月29日)12時時点のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年2月29日12時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、149円台半ばの買い注文が特に厚いです。
これは朝7時頃にも見られた傾向で、12時時点でも引き続き発注されています。
しかし、150円台前半から半ばにかけての買い注文が乏しいです。
朝7時時点で買い注文のまとまりがあったものの、ドル円が円高で推移しており、この価格帯の注文は約定した可能性があります。

その一方、150円台半ばに、厚い売り注文があります。
朝7時頃と比べて数量がやや減少しており、注文を取りやめたトレーダーがいた模様です。
また、151円台前半の売り注文がやや厚いです。
朝と比べて注文数量が大きく減っており、注文をキャンセルしたトレーダーがいたと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年2月29日12時のもの)

円はプラス圏で安定的に取引された後、昼にかけてプラス幅を大きく拡大しました。
ドルはゼロ付近で推移し、昼時点でマイナス幅をやや広げています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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