昨日(2024年2月29日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:78.482(-0.020)<-0.03%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは2営業日連続で下落。
午前中から深夜にかけて、USOIL価格は緩やかに上がりました。
ドルインデックスが低下しており、この影響を受けたと報じられています。
深夜以降にドルが上昇に転じると、USOILは下落の動きを見せました。
米国で各種経済指標が発表され、おおむね市場予想より弱かったことも、価格下落に影響した可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年3月1日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月1日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は2営業日連続で下落しました。
一時はレンジ上限を突破したものの、明確に上抜けられず、レンジ内での推移を続けている状況です。
平均足は陽線を形成しており、買い優勢が続いていることを示しています。
目先は、レンジ上限をブレイクできるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ローソク足は一定の高値と安値の間で推移する展開を継続。
大陰線を形成してレンジ下限を試したものの、反発した形です。
平均足は陽線と陰線が切り替わりながら横ばいに推移しており、もみ合いを示しています。
目先は、レンジ上限を目指して上昇していくか、反落してレンジ下限を再び試すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年2月23日時点の米国の原油リグ稼働数は前週の497基から6基増加した503基でした。
2024年に入って500基台で推移するのは、1月5日の501基以来のことです。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年2月23日時点の原油在庫は前週比で419.9万バレルほど増加し、およそ4億4716万バレルです。
直近の原油在庫は増加を続けており、過去5年の平均に到達しそうな勢いです。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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