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ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円高で162円付近|日銀審議委員の物価見通し発言がきっかけか(2024年3月1日)

FXレポート

昨日(2024年2月29日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は円高が進む。

ユーロドルの動きに比べてドル円の変動幅が大きく、ユーロ円はドル円の影響を強く受けました。
午前中に高田日銀審議委員が発言し、物価目標の達成が見通せる状況になってきたと報じられています。
ドル円が大幅円高で反応しており、ユーロ円も同様の動きでした。

ユーロ円は夕刻にやや反発する動きを見せたものの、夜に再び円高が進行しています。
ドル円が大幅円高で、これに沿った動きの模様です。
深夜以降は値動きが収まり、横ばいで1日の取引を終えました。

本日(2024年3月1日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2024年3月1日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月1日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、161円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートラインよりも少し円高の水準で発注されており、これが注目されている模様です。
また、163円台後半にも、厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、162円台後半に、特に厚い売り注文を確認できます。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これに着目した注文の模様です。
また、161円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
現在値付近で発注されており、今後の円高進行を意識した注文の可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年3月1日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
また、相関関係だったのは、ユーロドルとポンドドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年3月1日7時のもの)

直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は午前中にプラス幅を大きく広げ、その後はプラス圏で上下動しました。
ユーロはプラス圏に浮上する場面があったものの、おおむねマイナス圏での動きでした。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年3月1日)の主な経済指標

10:45(中国)Caixin製造業
19:00(ユーロ)消費者物価指数(HICP)
24:00(米国)ⅠSM製造業景況指数
24:00(米国)ミシガン大学消費者態度指数

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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