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東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が重い

市場概況
 5日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では150.40円とニューヨーク市場の終値(150.53円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。鈴木財務相の発言「デフレ脱却宣言を検討している事実はない」が伝わりドル高円安に傾くも、150.55円までと昨日高値150.57円には届かなかった。仲値にかけてドル売りが持ち込まれると、150.36円まで下押ししている。

 ユーロ円は伸び悩み。10時時点では163.22円とニューヨーク市場の終値(163.42円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。日経平均が4万円を割り込んで寄り付いたことを眺め、163.20円台で弱含み。その後も戻り鈍いまま、仲値前後では163.18円まで下値を広げた。
 
 なお、オフショア人民元(CNH)円は20.85円までじり安。中国の全国人民代表大会(全人代)の政府活動報告では、2024年経済成長率の目標を5%前後と前年から据え置いた。都市部で1200万人の新規雇用を目指すなどの経済目標も明らかにされたが、CNH買いには繋がっていない。

 ユーロドルは10時時点では1.0853ドルとニューヨーク市場の終値(1.0856ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。動意の鈍さが続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.36円 - 150.55円
ユーロドル:1.0851ドル - 1.0858ドル
ユーロ円:163.18円 - 163.45円


(小針)


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