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香港株サマリー(8日)

市場概況
反発、米利下げ観測が支え 信義光能9%超高

 8日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比0.76%高の16353.39ポイントだった。中国企業指数は0.76%高の5656.72ポイント。メインボードの売買代金は概算で866億8000万HKドル。

 ハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継いで堅調に推移。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が7日に米上院で行った議会証言を手掛かりに、FRBが今年半ばにも利下げを開始するとの見方から買いが幅広いセクターで優勢となった。ただ、ハンセン指数が10日移動平均(大引け時点で16484.31ポイント)に迫る水準では上値が重かった。香港時間8日夜に2月の米雇用統計、9日午前に同月の中国物価統計が発表されるとあって、次第に様子見ムードが広がったもよう。

 ハンセン指数構成銘柄では、太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)が9%超高と大幅に続伸。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、ガラスメーカーの信義ガラス(00868)、石油大手のCNOOC(00883)も高い。前日急落した無錫薬明康徳新薬開発(02359)と薬明生物技術(02269)は買い戻された。半面、ビール大手の華潤ビール(00291)が大幅安となった。中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)、カジノ運営の銀河娯楽(00027)、香港電力持ち株会社の電能実業(00006)は続落した。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.78%高の3385.58ポイントと反発。中国ミニブログ最大手のウェイボー(09898)、オンライン読書サービスの閲文集団(00772)、スマートフォン部品・受託製造のBYDエレクトロニック(00285)が大幅に上昇した。一方、前日大引け後に2023年12月本決算を発表したビリビリ(09626)が売られた。


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