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日経平均サマリー(11日)

市場概況
日経平均は大幅反落 38500円を割り込む場面も

 11日の日経平均は大幅反落。終値は868円安の38820円。8日の米国市場でエヌビディアが大幅高から一転急落して大幅安となったことが嫌気されて、400円超下げて始まった。半導体株が軒並み安となった上に、円高進行を受けて自動車株も弱く、安く始まった後も下げ幅を拡大。39200円台からスタートし、開始早々に39000円を割り込んだ。900円超下げたところでいったん切り返したものの、戻りは鈍く売り直された。

 前場では3桁安で踏みとどまったが、後場に入ると下げ幅を4桁に拡大。グロース、バリュー、大型、中小型問わず幅広く売られ、かつ主力銘柄の多くが値幅を伴った下げとなる中、一時下げ幅を1200円近くに広げて、38500円の節目も割り込んだ。ただ、ここでいったんの売り一巡感が出てきたことから、終盤にかけては下げ幅を3桁に縮小。800円を超える下落ではあったものの、前引け(38704円)は上回り、後場の高値圏で取引を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で5兆2600億円。業種別ではプラスはパルプ・紙とその他製品の2業種のみで、繊維が小幅な上昇にとどまった。一方、鉱業、銀行、証券・商品先物などの下げが大きくなった。自己株取得および消却を発表した大日本印刷<7912.T>が地合いの悪い中でも大幅上昇。半面、今年に入って大きく水準を切り上げたことで注目度が高まった銘柄の多くが崩れており、三井E&S<7003.T>がストップ安。さくらインターネット<3778.T>は場中に値が付かずストップ安比例配分となった。


日経平均
 38820.49 -868.45
先物
 38530 -980
TOPIX
 2666.83 -59.97


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