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中国株サマリー(15日)

市場概況
4日ぶり反発、終盤に上げ幅拡大 自動車サービス株など全面高

 15日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反発。終値は前日比0.54%高の3054.64ポイントだった。深セン成分指数は0.60%高の9612.75ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9445億5500万元だった。

 上海総合指数は中盤までほぼマイナス圏で軟調に推移したものの、終盤に一気に上げ幅を拡大し、この日の高値圏で取引を終えた。前日の米株安が嫌気されたほか、週明け18日に小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標の発表を控えて様子見ムードも強かったが、後場に入って香港から中国本土株に投資する「北向き資金」の流入が増え、指数を押し上げた。指数算出会社のFTSEラッセルが昨年8月、24年3月15日付でA株の組み入れを拡大すると発表したことで、資金の流入が増えたとみられている。セクター別では、自動車サービスとバッテリー素材が全面高となったほか、非鉄金属や環境保護なども買われた。半面、石炭、医療サービス、太陽光発電設備などが売られた。

 A株市場では、東江環保(002672)や恵州市徳賽西威汽車電子(002920)がストップ高を付けたほか、中国アルミ(601600)や紫金鉱業集団(601899)も上昇が目立った。半面、万科企業(000002)が売られたほか、BYD(002594)や海爾智家(600690)も下げた。

 上海B株指数は0.56%高の262.83ポイント、深センB株指数は0.54%安の1075.01ポイント。


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