ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円高で164円台半ば|レンジ相場の展開(2024年3月22日)

FXレポート

昨日(2024年3月21日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は上下動しつつ円高。

午前中は円高、午後は円安で、方向感が乏しい展開でした。
夕刻に入ると独仏ユーロ圏でPMI(購買担当者景気指数)が発表され、強弱まちまちでした。
この時間帯、ユーロ円は下落で推移しています。
その後は値動きが落ち着き、未明にかけて値動きが小さくなりました。

なお、植田日銀総裁が発言し、緩和的な金融環境が続く旨が報じられています。

本日(2024年3月22日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2024年3月22日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月22日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、158円台後半から165円台半ばにかけて、買い注文が厚いです。
現在値を含む範囲であり、買い圧力の強さがわかります。
その中でも、165円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文の模様です。

その一方、164円台半ばに、特に厚い売り注文があります。
現在値付近で発注されており、これを狙った注文だと考えられます。
また、161円台後半の売り注文も厚いです。
この周辺にはサポートラインがあり、これが意識されていると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年3月22日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関関係だったのは、ポンド円と豪ドル円です。
また、弱い相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年3月22日7時のもの)

直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円は午後にマイナス圏に沈む場面がありましたが、夜以降はプラス圏で安定的に推移しました。
ユーロはマイナス圏で穏やかに推移し、プラス圏に浮上する場面も見られました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年3月22日)の主な経済指標

08:30(日本)2月全国消費者物価指数(CPI)
16:00(英国)2月小売売上高(前月比)
18:00(独)3月IFO企業景況感指数

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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