昨日（2024年3月26日）のWTI原油動向振り返り
- 終値：81.591（-0.73）＜-0.89％＞
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは反落。
夜に入ってからドルインデックスが上昇し、USOIL価格の下落につながったと報じられています。
また、米国で各種経済指標が発表されたものの強弱まちまちの結果で、価格への影響は限定的だった可能性があります。
なお、日本時間早朝にAPI（米石油協会）が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ934万バレルの増加でした。
市場はUSOILの売りで反応しています。
【WTI原油(USOIL)】本日（2024年3月27日）のチャートテクニカル分析
（チャートは2024年3月27日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
昨日のローソク足は陰線を形成しました。
82ドル台から81ドル台まで下落している状況です。
一方で、平均足は陽線を形成しており、買い優勢が続いていることを示しています。
目先は、このまま平均足を目指して下落を続けるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
1時間足はもみ合いを経て取引終盤に下落。
陰線を連続させて平均足を下抜き、下落を続けている状況です。
陽連していた平均足は陰線へと転換しており、売りの勢いが強まりつつあります。
目先は、下に位置する長期サポートラインを目指して下落していくか、それとも反発するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置（リグ）数の推移（週間）
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年3月22日時点の米国の原油リグ稼働数は、前週の510基から1基減少した509基です。
直近のリグ稼働数は減少したものの、500基台での推移を続けています。
原油在庫の推移（週間）
米EIA（エネルギー情報局）の発表によると、2024年3月15日時点の原油在庫は前週比で195.2万バレルほど減少し、およそ4億4504万バレルです。
直近の原油在庫は減少が続いており、一般的に原油在庫の減少は原油価格にとってプラス材料とされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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