昨日(2024年4月2日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:85.698(+1.457)<+1.73%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日連続で上昇。
イスラエルがシリアにあるイラン大使館を攻撃し、中東の緊張感がさらに高まっていると報じられています。
ウクライナによるロシアの製油所攻撃も続いており、これらがUSOIL価格の上昇要因だと考えられます。
また、米国や欧州で発表された経済指標が強かったことも、価格上昇を支援した模様です。
なお、API(米石油協会)が週間在庫統計を発表し、前週比でおよそ229万バレルの減少でした。
この時間帯のUSOIL価格は上昇傾向を示しています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2024年4月3日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月3日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
昨日のローソク足は4営業日連続で陽線を形成しました。
直近高値更新を続け、節目の85ドルを突破している状況です。
陽連している平均足は実体と上ヒゲが伸びており、買いの勢いが強いことを示しています。
目先は、このまま上昇を続けられるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ローソク足は高値と安値の切り上げを継続中です。
おおむね平均足の上で上昇を続けています。
平均足は上ヒゲを伸ばした陽線を形成しており、買い優勢を示しています。
目先は、高値更新を継続していけるか、それとも調整が入るかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2024年3月28日時点の米国の原油リグ稼働数は506基で、前週の509基から3基減少しました。
直近の原油リグ稼働数は減少が続いています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2024年3月22日時点の原油在庫は前週比で316.5万バレルほど増加し、およそ4億4821万バレルです。
直近の原油在庫は増加しており、一般的に原油在庫の増加は原油価格にとってマイナス要因とされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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