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NY株式サマリー(5日)=ダウ307ドル高と5日ぶりに反発 週間では3指数が下落

市場概況
◆ダウ平均: 38904.04 +307.06 +0.80%
◆S&P500: 5204.34 +57.13 +1.11%
◆NASDAQ: 16248.52 +199.44 +1.24%

 5日のNY株式相場は反発。注目された米3月雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が30.3万人増と予想の20.0万人増を大きく上回り、米10年債利回りが上昇したものの、前日の大幅安の反動で買い優勢でスタートすると、リセッション懸念の後退や企業業績拡大期待などを背景に上昇幅を拡大した。前日に530ドル安となったダウ平均は小幅高でスタートすると、443ドル高まで上昇し、307.06ドル高(+0.80%)で終了。5日ぶりの反発となった。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.11%高、1.24%高と大幅に反発した。ただ、週間ではダウ平均が2.27%安と3週ぶりに反落し、下落率は昨年3月以来の大きさとなった。S&P500も0.95%安と3週ぶりに反落し、ナスダック総合は0.80%安と2週続落となった。

 米3月雇用統計はNFPと予想を大きく上回ったほか、失業率も3.8%と前月分や予想の3.9%を下回る強い結果となった。平均賃金は前月比+0.3%、前年比+4.1%となり、ともに予想と一致した。強い雇用統計を受けて米10年債利回りは前日の4.30%から4.40%に上昇した。

 業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。コミュニケーション、資本財、IT、エネルギーが1%超上昇し、一般消費財、素材、ヘルスケア、金融も0.9%超上昇した。週間ではエネルギーが3.90%高、コミュニケーションが2.47%高と2セクターが上昇した一方、ヘルスケアが3.07%安となったほか、不動産、生活必需品が2%超下落し、一般消費財、金融、ITも1%超下落した。

 引け後の動きではテスラが時間外で4%上昇。マスクCEOが今年8月にロボタクシーを発表するとXに投稿したことが好感された。




(羽土)


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