ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース )：先週末のユーロ円は円安で164円台前半｜上下動しながら円安が進む(2024年4月8日)

先週金曜日（2024年4月5日）のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は円安が進む。

午前中に円が主要通貨に対して強く動く場面があり、ユーロ円も円高でした。
この動きは長続きせず、夕刻にかけて円安が徐々に進んでいます。
夜に入ると、再び円高模様の展開でした。
米雇用統計発表後にユーロドルが大きく下げており、これが円高の一因と考えられます。
その後はユーロドルが大きく反発し、ユーロ円も円安が進みました。

なお、鈴木財務相が発言し、円安に対してけん制したと報道されています。

本日（2024年4月8日）のユーロ円チャートテクニカル分析

（チャートは2024年4月8日7時のもの。「Orderbook３」を表示）

「オーダーブック」を見ると、164円台半ばの買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、163円台半ばにも、厚い買い注文があります。
この周辺にはサポートラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、165円台前半の売り注文が厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これに着目した注文の模様です。
また、161円台半ばから164円台前半にかけて、売り注文を断続的に確認できます。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2024年4月8日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルで、弱い相関関係だったのはポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2024年4月8日7時のもの）

直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はカナダドルです。
円はおおむねプラス圏で取引された後、深夜以降はマイナス圏で推移しました。
ユーロはプラス圏で推移し、プラス幅を徐々に広げる展開でした。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週のユーロ円の注目材料

8日（月）8:50（日本）2月国際収支・貿易収支
8日（月）15:00（ドイツ）2月鉱工業生産（前年同月比）
8日（月）15:00（ドイツ）2月鉱工業生産（前月比）
10日（水）11:00（ニュージーランド）ニュージーランド準備銀行（ＲＢＮＺ、ＮＺ中央銀行）政策金利
10日（水）21:30（米国）3月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前年同月比）
10日（水）21:30（米国）3月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前月比）
10日（水）21:30（米国）3月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
10日（水）21:30（米国）3月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前月比）
10日（水）22:45（カナダ）カナダ銀行　政策金利
10日（水）27:00（米国）米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
11日（木）21:15（ユーロ）欧州中央銀行（ＥＣＢ）政策金利
11日（木）21:45（ユーロ）ラガルド欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁、定例記者会見
12日（金）15:00（ドイツ）3月消費者物価指数（ＣＰＩ、改定値）（前年同月比）
12日（金）15:00（ドイツ）3月消費者物価指数（ＣＰＩ、改定値）（前月比）
12日（金）15:00（英国）2月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前月比）

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

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