昨日(2024年4月8日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:1.762(+0.068)<+4.01%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは2営業日連続で上昇。
米国の気温は平年より高い傾向が続いており、NATGAS価格の下押し要因だと指摘されています。
昨日もこの傾向は変わらず、直近は底値圏での推移が継続しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2024年4月9日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月9日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し、実体ベースで4月高値を更新しました。
8日の上昇で陽連する平均足からローソク足が上放れしつつあり、今後の上昇を示唆しています。
レンジを形成する安値圏のほぼ上限に到達する形となりました。
目先は、安値圏を突破して上昇が加速するか、レンジを超えられず反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
ジリ高で取引を開始後、時間の経過とともに上昇が加速し取引を終えました。
平均足は陽連して、ローソク足は平均足の上にあり、上昇継続を示唆しています。
3日の高値から下落が進んでいたものの、8日の上昇で3日の高値近くまで上昇しました。
目先は、3日の高値を超えて上昇がさらに進むか、上昇一服となり反落するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週比で2基増加し、508基でした。
2月後半以降、稼働リグ数は500基台を維持しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週比で2基減少し、110基です。
今年の稼働リグ数は減少傾向にあります。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で37bcf(10億立方フィート)減少し、2259bcfでした。
貯蔵量は減少したものの、減少幅は市場予想に届きませんでした。
また、在庫水準は直近5年間と比較して大幅に高い状態を維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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