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NY株式サマリー(8日)=ダウ11ドル安とほぼ横ばい 物価指標の発表を控え様子見

市場概況
◆ダウ平均: 38892.80 -11.24 -0.03%
◆S&P500: 5202.39 -1.95 -0.04%
◆NASDAQ: 16253.96 +5.44 +0.03%

 8日のNY株式相場はほぼ横ばい。3月消費者物価指数(CPI)などの物価指標の発表を週内に控え、様子見姿勢が強まったほか、米10年債利回りの上昇も重しとなった。先週2.27%安と昨年3月以来の大幅安を記録したダウ平均は一時109ドル高まで上昇する場面もあったが、11.24ドル安(-0.03%)とほぼ横ばいで終了。S&P500も先週末水準を挟んでもみ合い、0.04%安とわずかながらマイナス圏で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.46%高まで上昇後、0.03%高で終了した。S&P500の11セクターは不動産、一般消費財、公益、金融など5セクターが上昇し、エネルギー、ヘルスケア、IT、資本財など6セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はナイキ、ホーム・デポが1%超上昇した一方、インテル、キャタピラー、メルクが1%超下落した。米10年債利回りは先週末の4.37%台から4.42%台に上昇。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の16.03ポイントから15.19ポイントに低下した。

 先週はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長などFRB高官から利下げに慎重な発言が相次ぎ、早期利下げ期待が後退した。この日も利下げ先送り観測を背景に米10年債利回りが上昇した。今週は水曜日に3月CPIが発表されるほか、木曜日に米3月生産者物価指数(PPI)、金曜日に4月ミシガン大 1年先・5年先期待インフレ率速報値が発表され、物価指標に要注目の週となる。また、第1四半期決算発表がスタートし、水曜日にデルタ航空、金曜日にJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、シティグループなどが1-3月期決算を発表する。


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