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ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円はほぼ変わらず151円台後半|狭い範囲で動き方向感が乏しい(2024年4月10日)

FXレポート

昨日(2024年4月9日)のドル円動向振り返り

ドル円はほぼ変わらず。

狭い範囲で上下動し、方向感の乏しい展開でした。
夜に入って、日銀が物価見通しの上方修正を検討する旨について報道がありました。
米10年債利回りも下落傾向でしたが、ドル円の反応は緩やかです。
深夜以降は元の水準に戻す流れに転じ、1日を通して値動きが定まりませんでした。

なお、植田日銀総裁が発言し、当面は緩和的な金融政策が続く旨が報じられています。

本日(2024年4月10日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年4月10日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月10日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、152円付近から152円台前半にかけて、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、150円台後半にも、厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これを意識した注文だと考えられます。

その一方、151円台後半に、厚い売り注文があります。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これが意識されていると考えられます。
しかし、150円付近から151円台半ばにかけて、売り注文が薄いです。
円高の範囲で積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年4月10日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と相関関係だったのはユーロ円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
また、豪ドル円とポンドドルとは逆相関関係でした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年4月10日7時のもの)

直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はユーロです。
円はマイナス幅を広げる展開で、ゼロ方向に戻す場面があったものの、マイナスで取引を終えました。
ドルはゼロを中心に推移した後、マイナス幅を拡大しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年4月10日)の主な経済指標

21:30(米国)消費者物価指数(CPI)
22:45(カナダ)カナダ中銀政策金利
27:00(米国)FOMC議事録

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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