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NY株式サマリー(9日)=ダウ9ドル安とほぼ横ばい S&P500とナスダックは上昇

市場概況
◆ダウ平均: 38883.67 -9.13 -0.02%
◆S&P500: 5209.91 +7.52 +0.14%
◆NASDAQ: 16306.64 +52.68 +0.32%

 9日のNY株式相場は高安まちまち。翌日の米3月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、上下にもみ合った。納税のための換金売りが重しとなった一方、米10年債利回りが小幅に低下したことや、インフレ長期化懸念を強めた原油相場が下落したことも支援となった。ダウ平均は100ドル高まで上昇後、320ドル安まで反落したが、9.13ドル安(-0.02%)とほぼ横ばいで終了。S&P500は0.80%安まで下落後、0.14%高と小幅に反発して終了した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.69%安まで下落後、0.32%高で終了し、3営業日続伸した。S&P500の11セクターは不動産、公益、生活必需品、一般消費財など9セクターが上昇し、金融、資本財の2セクターが下落した。

 翌日の寄り前に発表される米3月CPIは前年比+3.4%と2月分の+3.2%から上昇が見込まれているが、変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数は+3.7%と前月分の+3.8%から鈍化が予想されている。6月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見通しはほぼ五分五分で、CPIが強い結果となれば、利下げ期待の後退が株式市場の重しとなることが警戒される。


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